水田に植えつけられ、根を張った稲は、「分げつ」を繰り返して大きな株になります。「分げつ」とは、新しい茎ができて枝分かれすることです。1本の稲に20~30本程度の茎ができます。稲の株がしっかりしてきたら、一度水を抜きます。これを「中干し」といいます。こうすることで新しい酸素を土に取込むことができ、根が丈夫になります。そして夏の終わり、8月頃に稲の花が咲きます。稲の花は晴れた日の午前中2時間程度しか咲きません。花と言っても花びらは無く、おしべのみです。これが受粉し、お米が育ち始めます。契約農家においてこうしておいしく育てたお米を羽釜で炊き上げたのが、くるめし弁当「楽ごはん」のお弁当です。今後とも宜しくお願い致します。