食品衛生講習

本日は、食品衛生の講習に行ってきましたので、そのお話を少し!

特に気になった事を記事にしてみます。それはHACCPです。何だかご存知ですか?

これは、確かアメリカの衛生基準だったと思うのですが、Hazard Analysis  and  Critical Control Point の頭文字を取ってHACCPです。日本語で言うと「危害分析」と「重要管理点」という意味です。この衛生基準が昨年の日本の食品衛生法の改正で義務化されることになったのです。私は、義務化のニュースは知っていて少しは調べていたのですが、本日の講習で詳しい概略をお話していただけましたので少し理解が進みました。あと2年くらいは経過措置期間なんですが、2021年から完全義務化だそうです。

認証を取らなくてはいけないという縛りまではないようですが、今後、営業許可の更新時や新たに営業許可を取る際には、HACCPに適用する計画や日頃の衛生管理が指導&チェックされると思うので、まだよく解っていない飲食関連の方や飲食業を開業したい方は、準備をしておいた方が良いかもしれません。

では、HACCPって何なのということを簡単に!

国が言いたいこととしては、2020年でオリンピックに外国の方が多く来るので衛生管理基準をグローバル化しましょう!みたいな感じのようです。HACCPの基本は、単純に考えると衛生管理の「見える化」ということで、食中毒をおこさないように食材の管理方法や設備の清掃、従業員の衛生面など書面で計画を立てて~それを日々実行してチェック・記録し、足りない事は改善するという流れで、それをHACCPの7原則というものに沿って行います。

詳しくは、厚生労働省のホームページから「食品製造におけるHACCP入門のための手引書」というものがダウンロードできるようなので、そちらで確認していただくと良いと思います。