日本の伝統料理といえば、お寿司ですね。
日本で「寿司」というと、「にぎり寿司」や「巻き寿司」など複数の種類があり、それぞれ違う味や食感が楽しめるのが魅力です。
ただし、「にぎり寿司」は基本的にお店で食べるもので、家庭料理ではありません。
一方「巻き寿司」は、家庭でも簡単に作って楽しむことができます。
今回はそんな「巻き寿司」の作り方を、海苔の切り方からお伝えしていきます。
日本人の家庭が伝統的に利用する具材も紹介するので、参考にしてみてください。
ぜひ家で巻き寿司を作って、日本人体験を楽しんでくださいね。
【家で簡単】手巻き寿司の作り方!海苔の切り方も解説
「巻き寿司」と言っても、タイプは大きく2種類あります。
1つはお花のブーケのような形をした巻き寿司、もう一つは丸棒状の巻き寿司です。
丸棒状の巻き寿司は一口サイズに切って出されることが多いですが、節分の日などのような例外もあります。
今回は、比較的簡単に作りやすい「お花のブーケのような形の手巻き寿司」の作り方をご紹介します。
手巻き寿司の作り方!海苔の切り方からステップごとに解説
今回はパーティーの時にも出しやすい、小さいサイズの手巻き寿司を作っていきます。
ステップ①:海苔を横長の長方形にして持つ
ステップ②:海苔の右上と左下の角どうしをくっつけて折る
ステップ③:折り目に合わせて切り離す
ステップ④:台形になった海苔の、一番とんがっている角が右にくるように持つ
ステップ⑤:一番とんがっている角を頂点にした三角形以外の部分に酢飯を載せる
ステップ⑥:具材を縦長においていく
ステップ⑦:左の角から右のとんがった角に向かって巻く
具材を複数用意すると、カラフルでバラエティも豊かになり、食卓も鮮やかになります。
手巻き寿司の具材は?日本の伝統的な具材を紹介
海外ではよく「カリフォルニアロール」が寿司と似た存在として売られているのを見かけます。
しかし、「海苔が内側ご飯が外側」の巻き寿司は日本の伝統的な寿司ではなく、あくまでカリフォルニアロールです。
また、日本では具材にアボカドを利用しません。
▼日本の伝統的な手巻き寿司の具材
・マグロの刺身
・サーモン
・きゅうり
・だし巻き卵
・いくら
・カニカマ
・しそ
上記は厳密にいうと「伝統的」というよりも「日本の一般家庭でよく使われる」具材です。
手巻き寿司の作り方!海苔の切り方から伝授
日本で手巻き寿司に使われる海苔は、韓国海苔のように塩や胡麻油はついておらず、シンプルな焼き海苔であることが多いです。
海苔の香ばしい香りを楽しむのが日本流です。
具材についてもお伝えしてきましたが、最近ではハンバーグやツナマヨ・唐揚げなどを入れる家庭も多く、特別にルールはありません。
自由に楽しく手巻き寿司を作ってみてください。