家でお寿司を作るとき、上手に酢飯が作れず「なんか違う…」という経験をしたことがある人は多いと思います。
べちゃっとなってしまっては、せっかくの手巻き寿司もなんだかさえないお味に…。
酢飯を作るとき、おばあちゃんや寿司職人がせっせとうちわであおいでいるのをみたことがあるという人も多いはず。
実はこれが、美味しい酢飯を作るコツ。
酢飯がふわっと美味しく作れないのは、うちわであおぐタイミングが悪いのかもしれません。
この記事では、美味しい酢飯の作り方をお伝えしていきます。
みなさんも自宅で美味しい酢飯を作って、お寿司を楽しんでくださいね!
お寿司の酢飯はいつうちわであおぐ?美味しい酢飯の作り方
美味しい酢飯を作るときのポイントからお伝えしていきます。
・ご飯は炊き立てがベスト
・酢を加えるときは大きめのボウルに移す
・寿司酢を加えたら混ぜ方は「切る」ように
・ご飯に寿司酢が浸透してから冷ます
・冷ます目安は人肌まで
よくある間違いが、寿司酢をご飯に加えたとたんにうちわを使って冷ましてしまうパターンです。
ご飯に寿司酢が浸透してからうちわを使おう!
うちわでご飯を冷ますのは、ご飯に寿司酢が浸透してからです。
なぜなら、冷めたご飯には酢が浸透しにくいから。
はやく冷ましすぎてしまったせいで、ご飯に寿司酢が浸透せずべちゃべちゃとした食感になってしまうというパターンは多いです。
ご飯に酢が浸透したかどうかは、酢飯をかき混ぜるしゃもじが重くなったと感じるかどうかで判断できます。
ご飯が酢を吸収していれば、最初よりも重いと感じるはずです。
うちわであおぐ理由は?酢飯のベタつきを防ぐ
酢がご飯に浸透してからうちわであおぐくらいなら、自然に冷ませば良いと考える人もいるはず。
うちわであおぐ理由は、水分を飛ばしてベタつきを防ぐためです。
ご飯はもともと水分を含んでいるため、うちわであおぐことで余分な水分は飛ばします。
さらにうちわであおぐことで、酢飯の程よい風味が残るのです。
ご飯にツヤが出てきたら、人肌の温度になるくらいまでだいたい1時間ほど放置して冷まします。
ただし放置するときには、濡らして絞った付近をボウルの上にかぶせて乾き過ぎを防止しましょう。
つまり、湿気がありすぎるのも、乾燥させすぎるのも良くないということです。
酢飯をうちわであおいで美味しいお寿司を食べよう!
酢飯をうちわであおぐタイミング次第で、酢飯の出来上がりが違います。
家で美味しいお寿司を作ってくださいね。