日本と言えば富士山、と関連づけて考える人もいるのではないでしょうか。
美しくそびえ立つ日本一大きな山「富士山」は、静岡県と山梨県の間に位置し、見るひとの心を奪います。
日本人のみならず、海外旅行客からも「一度は登ってみたい」と思われるような、憧れの山。
有名な日本の画家「葛飾北斎」の描いた赤い富士山は、日本を訪れたことがない人でも一度は見たことがあるかもしれませんね。
頂点には雪が積もり、静かに日本を見下す富士山ですが、実は活火山です。
いつ噴火してもおかしくない状態であることを忘れ、日本国民は安心しきっているように見えます。
この記事では、そんな活火山である富士山について、詳しくご紹介していきます。
日本の美しい山の一つである富士山が万が一噴火したときどうすれば良いのかまで解説するので、より日本の実態を知りたい人は最後までお楽しみください。
富士山は活火山!最後に噴火したのはいつ?
日本一大きな山である富士山が最後に噴火したのは、1707年12月です。
それからもう300年以上たった現在、まだ富士山は静寂を保ち続けています。
しかし2021年12月、富士山の位置する和歌山県と静岡県で同日に、震度5弱の地震が観測されました。
震度5弱といえば、地震に慣れた日本人であっても身構える程度の大きな揺れを感じるほど。
多くの日本人が、大きな地震の前兆ではないかと恐怖心を抱いたはずです。
もしこの地震が富士山のマグマの流動によるものであれば、噴火の可能性があるということ。
富士山の噴火など起こるはずもない、などと考えていると、予想外の自体に慌てふためくことになるかもしれません。
富士山の噴火は予兆がとらえられる!
富士山が噴火するかもしれない、と聞くと不安になる人も多いと思います。
しかし、富士山の観測体制は整っており、噴火の前兆は数週間〜1か月ほど前にはわかると言われています。
一度富士山が噴火したら、東京に灰が届くまでは時間の問題です。
一度灰が届いてしまえば、電車が動かなくなる他、車での走行も困難になります。
通信が一気に集中することで、携帯での連絡も難しくなるでしょう。
富士山が噴火したら、まず逃げよう
噴火の規模により灰が届くまでの時間は変わりますが、詳細がわかるまで待機していては遅いです。
噴火したという情報があったら、まず逃げることを最優先に考えましょう。
パニックしないで、冷静に動くことが一番安全です。